【初級公務員】数的処理・割合
割合
2時間勉強したが、これは1日の勉強時間の40%だった。1日の勉強時間は何時間?
全体=一部÷割合
2時間÷0.4=5時間
その他の関係式
割合=一部÷全体
一部=全体×割合
【初級公務員】数的処理 余りと不足(総論・余り一致)
ある数を〇で割ると△余り、●で割ると▲余る、のパターンは3つ
パターン1 余りが一致している
(割る数の最小公倍数)×n+余り
例題
56で割っても44で割っても余りが12となる3桁の自然数は?
解答
56と44の最小公倍数は616
616×n+12
自然数は三桁なので、n=1
答え628
パターン2 不足が一致している
(割る数の最小公倍数)×n-不足
例題
1000より小さい正の整数のうち、4で割ると3余り、かつ5で割ると4余る数の個数は?
解答
不足は、割る数ー余りで求める。
割る数 余り 不足
4 3 1
5 4 1
不足が一致しているパターン2である。
4と5の最小公倍数は20なので、
20n-1
の式が立つ。
1000より小さい数なので、1≦n≦50
パターン3 余りも不足も一致していない
(割る数の最小公倍数)×n+各条件を満たす最小の数
ある正の整数は5で割ると2余り、7で割ると3余る。この整数はを35で割ったときの余りは?
解答
割る数 余り 不足
5 2 3
7 3 4
余りも不足も一致していない
5で割ると2余る数 7 12 17 22 27・・
7で割ると3余る数 10 17 24・・
17が一致。これが、各条件を満たす最小の数
5と7の最小公倍数は35
35n+17
35が問題の35に対応しているので、17は余りに対応。
ヨーロッパの植民活動
ヨーロッパの植民活動
スペインの無敵艦隊がイギリスに敗北してい以来、ポルトガル、スペインによる植民地独占時代が終わり、重商主義のオランダ、フランス、イギリスが進出する。
インドのゴア、中国のマカオを拠点に香辛料貿易するも、スペインに併合(1580)されたのち衰退
スペイン
フィリピンにマニラを建設。無敵艦隊の敗北(1588)以降衰退
オランダ
東インド会社設立(1602)ジャカルタを拠点に東南アジアの香辛料貿易を独占
新大陸で西インド会社設立(1621)。ニューアムステルダムを建設。(のちにイギリス領、ニューヨークと改名)
フランス
東インド会社設立(1604)
プラッシーの戦い(1757)でイギリスに敗退
新大陸は、カナダに植民し、ルイジアナに進出するが、七年戦争敗北後、パリ条約で領土を失う
イギリス
東インド会社設立(1600)
プラッシーの戦いでインド支配確立
新大陸では、ヴァージニアに植民し、ピューリタンによるニューイングランド植民地の形成、13植民地の成立
【初級公務員】古代ギリシア・ローマ
貴族政治
前800 ポリスの形成・・市民(貴族と平民)と奴隷。少数の貴族が政治。
財産政治
前594 ソロンの改革・・貴族と平民の調停。負債の帳消し。市民の財産額によって参政権・軍務を付与
僭主政治
前561・・ペイシストラトスの登場・・武力で政権
民主政治
前508・・僭主の出現を防止するため、投票制度
前500・・ペルシア戦争 アテネと同盟市がペルシアに勝利→デロス同盟(アテネ中心の軍事同盟) ペリクレスの指導で直接民主制
前431 ペロポネソス戦争・・デロス同盟(アテネ)がペロポネソス同盟(スパルタ・軍国主義)に敗れる。ポリス衰退
ヘレニズム
前334 アレクサンドロス大王の東方遠征。ペルシアを滅ぼし大帝国
ローマ
共和制
前494 護民官・・平民の権利を守る。元老院やコンスルの決定に対し拒否権
前43 三頭政治(アントニウス、オクタヴィアヌス、レピドウス)
帝政
前27 オクタヴィアヌスにアウグストウスの称号 →元首政(共和制の伝統を残しながら帝政を行う)を開始。以後200年、ローマの平和と呼ばれる繁栄
後96 五賢帝時代
235 軍人皇帝時代
284 専制君主制時代
313 コンスタンティヌス帝、キリスト教を公認(ミラノ勅令)
395 ローマ帝国、東西に分裂
東ローマ帝国=ビサンツ帝国
フランク王国が分裂してできた東フランク王国は神聖ローマ帝国と呼ばれ、カール大帝の時に西ヨーロッパをほぼ統一し、西ローマ帝国の復活とされた。
十字軍
前史 11世紀後半、聖地エルサレムがセルジューク朝に占領されたため、ビサンツ皇帝がローマ教皇ウルバヌス2世に救援要請。教皇はくれるもん会議を開催し、遠征を提唱
第1回 聖地奪回、エルサレム王国建設
第2・3回 失敗
第4回 コンスタンティノーブル占領 ラテン帝国建国
第5回 聖地の一時回復
第6・7回 失敗
影響
①聖地回復失敗による教皇権失墜
②諸侯・騎士の没落 王権の伸張
③東方貿易の繁栄 イタリアの海港都市の成長