株式投資の落とし穴
株式投資の落とし穴
週刊ダイヤモンド2019年5月25日号に、なるほどと思う記事がありましたので、
以下一部引用します。
強い株を事前にリスト化 底値ゾーンを待って購入!
株式の投資は、安く買って高く売るのが基本なので、高値掴みは禁物。
PERなどを参考に、底値のめどをつけて買うのを待つ。
万が一、そのまま情報してしまったら縁がなかったと思っていい、他にも魅力的な銘柄はいっぱいあるから。。
ということです。焦らず基本通りに、ということですね。
業種や買いのタイミングを分散してリスクを軽減!
銘柄分析に自信があるからといっても、1銘柄に集中投資するのは危険。不祥事なのでいきなり暴落するケースがあるから、ということです。
底値を一発で仕留めるのは不可能で、さらに落ちるケースも想定して、底値ゾーンで何回かに分けて買いを入れるなどの工夫がいるということですね。
多くの個人投資家の想定より、株価は上にも下にも行きやすいともあります。気を付けないといけませんね。
利益確定も損切りも事前の約束を守る!
10%下落したら損切りする、目標価格を達成したから利益を確定する、など、ルールを決めて、愚直にそれを実行することが初心者のうちは大切、ということです。
数十年先まで織り込んだ期待先行の株を避ける!
AIやバイオなどの話題のテーマの株については、多くは期待先行で、急落することはあっても、着実に設けるのは難易度が高いとされています。こういった株はPER100倍以上など、割高になっていることが多く、あやふやな数十年先の業績期待まで織り込まれてしまっていること、また、市場の流行は変わりやすく、一瞬で時代遅れになることもあるので、気を付けたいということです。
複数の指標を組み合わせて割安・割高を判断する!
割安に放置されている株は、悪材料が隠れている場合がほとんど。本当に割安なら投資家が見逃すはずはないと考える、ということです。
複数の指標をよく見て、割安かどうかを考えることが大切ですよね。
伸び率の変化が一番大切 成長が加速する株を狙え!
一番重要なポイントは伸び率の変化。最高益を更新する予想でも、伸び率が鈍化する銘柄は危険。市場は成長がいつか止まると失望する結果、利益増でも株価は下落しやすいそうです。
また、株の世界はサプライズが大好きで、予想を大きく上回れば株価は大きく上昇、その逆は大きく下落しやすいそうです。
全体相場の急落時こそ優良株を安く買う好機!
急落でパニックになって大底で売却、ということは避けたいですね。
パニック相場ではどんな銘柄も一緒にたたき売られるので、有望株を安く買うチャンス。たから一定の現金を一定の割合で持っておきたいところです。
パニック相場を判断するには、25日暴落レシオをみて、70%割れであれば底値ゾーンと判断してよいそうです。
年に数回しかチャンスがないようですので、注意したいですね。